【お知らせとお願い】ヘキカキカク2015 in NEPAL
4月1〜15日にネパールのカトマンズにて、旅する壁画プロジェクト:ヘキカキカク を開催します!
それに伴い、現在クラウドファンディングに挑戦中。
ヘキカキカクってなに?ってことや、いろんな想いなどが書いてあるので、一度見てみてください↓↓(画像クリック!)
※現地でのお手伝いも募集中です♡ → 色塗りボランティア募集
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最近の調査の結果、どうやらここはチトワンのターリー(Tadie)という場所らしい。
観光地ソウラハとは距離があるので、ローカル感満載です(´υ`)
↑ ホームステイ先の前の道、平和
↑ 屋上から見える景色も、平和
しかし、そんな平和な雰囲気の漂うネパールですが、ちょっと心配なことが...
「建築物の作り方」がちょっと雑すぎるんです!!
日本や各国都市部以外のアジア全域の建設足場が竹なのは、もう見慣れました。
そして工期なんてものは存在せず、自由に工事している姿にも、慣れました。
天井の支え方だって、床の下地の作り方だって、日本ではあり得ないことだらけなんだけど、なんだかこっちでは普通なんですよね。
例えばこんな風に↓↓
ただ、ネパール(チトワン)に来てからいくつか驚いたことがあります。
一つ目は、採光が考えられていなさすぎること。
ネパール都市部の建物は、建物同士の距離が近いくせに(近いからか?)、極めて窓が少ない。
窓があっても、そこにその大きさで作る?みたいな、微妙な窓があるのみです。
特に小学校なんて真っ暗なマンションみたい!!
二つ目は、正面と側面の差がありすぎること。
ネパール農村部に行くと、建物同士に距離ができるので、建物の側面が見えるんです。
前面は立派でカラフルなのに、側面は...あれ、躯体丸見え(´∀`;)?
そうなると、なんだか微妙な建物が多いです。笑
三つ目は、貧富の差によって家の作りにも差がありすぎること。
ネパールは、お金持ちと貧乏が少なくて、いわゆる普通の経済状態の家庭が多いそう。
その普通の家庭は、柱:鉄筋コンクリート、壁:レンガ+モルタル仕上げ、床:石+モルタル仕上げが通常。
しかし貧しい家庭は、茅葺屋根+土壁が通常なんだとか。
趣があるし、ネパールの伝統的な住宅形式だし、環境共生を考えた住宅だろうけど、住みにくいだろうなぁと思います。
つまり、建築学科だったからって実務を知らないので偉そうなことは言えませんが。
日本の建築現場がいかに素晴らしいか、改めて思い知る日々なのでした。笑
【ネパール:チトワン情報 2015/3/9】
天気:はれ
気温:25℃くらい
服装:ずぼん
+α:ちなみに、女性がコンクリートを練っている姿を度々見かけます。たくましい!