田舎暮らしのイイところ 最近、IターンとかUターンとか、田舎暮らしが流行ってますよね。 私は一応都会っ子の部類に入るので、スーパーが充実していたり、ネット注文品がすぐに届いたり、電車が3分おきに来たり、夜まで遊ぶ場所があったりすることに、便利さや楽しさや必然性を感じていたりもします。 でもやっぱり、流れる時間のスピードは断然田舎のほうがいい(´υ`) チェンマイから2泊3日の旅行で来たここメーサローンは、山間部にある田舎の村。 タイ人、中国人、ミャンマーの少数民族が暮らしているので、言葉や文化は多種多様。 訪れて良かったと心底思っているので、ここでの旅生活ぶりを紹介してみます。 *************************************************** 6:00〈外で生活の音が響きだす〉 1月下旬のこの時間は、まだ日が昇っていません。 でも、なにやら外で人々が動き出す音が聞こえ出します。 宿泊している新生旅館は1970年代の建物かつ市場が近いので、いろんな音が響くのですが、”ウルサイ”と思うよりも”そろそろ目覚めよう”という気にさせてくれるので、なんだか心地いいです。 7:00〈日が昇る〉 朝日が昇るのがちょうど7時でした。 宿のハンモックに揺られながら、朝日を見るのが日課。 なんとも優雅で気持ちが良い時間!! やっぱり家に朝日or夕日が見えるハンモックは必要です(*’-‘*) 7:05〈朝市でぶらぶらする〉 宿のすぐ裏手にある朝市に毎朝通っていました。 小さな村の小さな市場なので、すぐにぐるっと回れます。 青果精肉を始め、基本的な食材は何でも購入可能。 エジプトで売っていなかったアズキ豆も、ここなら簡単に手に入ります。 7:10〈朝市でごはんを食べる〉 この辺は地元の人もみんな、朝食は屋台で購入です。 私たちはいつも市場の中の麺屋さんで食べてました。1杯30B(120円)。 豆乳10B(40円)や揚げパン5B(20円)も売っています、美味しい!! お腹は満たされるのですが、つい興味本位で露店の食べ物もゲット。 緑色のもち米を甘くしたものだったり、ココナッツがまぶしてあるお餅だったり、いずれも美味しい◎ 一番下は、10B(40円)でセットにしてと頼んだらこうなりましたな写真です。 7:30〈アカ族のお母さんと再会する〉 市場の入り口付近で、昨日あったアカ族のお母さんとまさかの再会!! 朝、山で採った山菜や謎の葉っぱを売っていました。 バイクで20分以上かかる距離だったけど、歩いてきたそう。 昨日も何も買わなかったし、食べてみたかったので、5B(20円)で葉っぱを購入。 7:40〈アカ族のお姉さんとお話しする〉 毎朝早くから、宿付近でアカ族のお姉さんたちが民芸品を売っています。 ものすごい手作り感、日本では絶対売れないと思うんだけど、これは民族の良さと捉えるべきなのかな。 でも、縫い方は雑なのに刺繍は綺麗で繊細。 私もトライしてみようかな。 8:00〈ぶらぶらする準備をする〉 昨日はスクーターを借りてぶらぶらしていました。 (今日はこの時間にチェンマイ行きのソンテウに乗ったんだけどね。) 傷のチェックなど細かいことは言われませんが、ガソリンが入っていなかったので補給しに行くことに。 発展途上の地域ではよくあることですが、ガソリンスタンドはとっても簡素です。 ちなみに村のガソリンは1Lあたり約40B(160円)なので、日本より高いかもですね。 8:10〈色々な場所をぶらぶらする〉 人口500人ほどの小さな村なのに、私の地元より生徒が多い小学校。 山から見下ろす、壮大な景色。 なぜかわからないけどものすごくキラキラ輝いているお寺の龍。 鋸を上手に使いこなす、村の少年。 どうやったらそうなったのか、謎な形状の屋根を持つ宿泊施設。 そして、現地で”SAKURA”といわれている花。 落ちてしまった写真しかないのが残念ですが、各地に点々と咲いており、とっても綺麗でした◎ 11:00〈宿で知り合った日本人のお父さま方とランチ〉 バイクを壊したので宿に戻ったところ、ちょうど日本人のお父さま方3人と遭遇。 仲良くなって、お昼ごはんをご馳走してもらえることになりました! 普段チェンマイに住むお父さま方、ご年齢は80歳前後ですが、超若い。 日本ではやり手だったのでしょう、色々な人生経験を語ってくださいました。 チェンマイは日本人を含め、リタイアされていると思しき方々がたくさん暮らしております。 だって、超絶住みやすいもん。 これも最近の流行りですが、退職後、東南アジアに移住する人が多いみたいですね。 私も老後は日本だけでなく色々な地に住みたいです。 18:00〈夕暮れとともに帰路につく〉 日が暮れる前に宿へ戻りました。 新生旅館は地元密着型レストランも経営しているので、いつもそこでご飯。 おかずとご飯で50B(200円)前後です。 食べる場所はいろいろありますが、ここのスタッフのお姉さんたちが大好きでリピートしてました。 ちなみに、お姉さんがほっぺたに塗っているのは“タナカ”と呼ばれる日焼け止め。 ミャンマー名物だけど、国境付近の村だから文化が入ってきたんだね。 22:00〈就寝〉 村なのにめっちゃwifiが強いので、現代っ子風にネットで遊びながら就寝。 外もこの時間には静かになります。 夜明けとともに起き、夜更けとともに寝る。理想的だなぁ。 写真は1泊100B(400円)の綺麗なお部屋、快適! *************************************************** 実は最近、旅が日常化してきて、何を見ても感動しなくなっていました。 贅沢なのはわかっているのに、「ピラミッドね、ふーん」「アンコールワットね、ふーん」みたいな。 せっかくの機会なのにそんな“スレタ自分”が嫌で、日本に帰ってリセットしようと思ってました。 で、1月31日の日本行き航空券を買おうとしたんだけど... タイをもう一箇所、最後に旅しようと思ってきたのがここメーサローン。 訪れて、本当に良かったと思っています。 いい出会いも多かったし、本当にみんないい人だった!! 何をするにも基準や指針がなくて、ドキドキして、楽しかった!! 久々に、旅がワクワクしました。 ガイドブックに書いてある大都市を、ガイドブックに書いてある通りに回るのも、確かに悪くないんです。 安心だし、効率いいし、ポイントは押さえられるし。 だけどやっぱり、”人との出会い”と”自分の興味ある何かを探し求めること”こそ、旅の醍醐味だと再実感しました。 生きるのも、そうなのかもしれないです(´υ`) 仕事も日常も恋愛も「マンネリ化」するけど、あんなに憧れていた旅だって「マンネリ化」します。 悲しいことに、たぶんなんでも「マンネリ化」するんだと思います。 でも、思い詰めない程度のポジティブな思考と行動力で打破できることがわかった、今日この頃。 あと数ヶ月間を旅する意欲が戻ったので、もうちょっとだけDIY Journeyしてきたいと思います。 【タイ:メーサローン情報 2015/1/29】 天気:晴れ 気温:24℃くらい 服装:タイパン +α:チェンマイ⇄メーサローン間の移動費について。往路445B(1780円)、復路:185B(740円)、差額約1000円。どういうことやねん!!(゚ロ゚)って思うけど、それが楽しく思えるようになりました。精神回復。 投稿ナビゲーション 山岳民族のみなさん、お邪魔しております旅で歯に異常を感じたとき コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 Δ