ボートで巡る1dayインレー湖 自分で言うのもなんですが。 ”モノづくり”に関してなんだか引きが強いみたいです(´υ`) 話はさかのぼること昨日の夕方... 「インレー湖はボートをチャーターして巡るのがオススメだよ」という情報(のみ)をゲットした私。 でも、一人だと割高になるので、その辺のホテルやツアー会社に行き、シェアしてくれる人を探し回っていました。 ・・・が、結局誰一人見つからず((´・ェ・`)) まーでも、明日になれば誰かいるだろうと思って、お宿に帰ったんです。 そうしたら、なんと! シェアを探しているカップルが同じ宿に泊まっているとか!! 超ラッキー!! そして夕方、シェアしてくれる2人とご対面。 フランス人の初老夫婦で、行きたいところが多いんだそう。 一緒に予定を決めたというよりも、私は全てを彼らに任せることにしました(´υ`) (このジャパニーズは何も決めないって思われたかも笑) *************************************************** 翌朝7時。 同じテーブルに誘われたので、自己紹介がてら朝ごはんを食べることになりました。 英語が堪能なフランス人の60代夫婦で、名前はエリックとミッシェル。 キャンピングカーで8年間、世界中を旅しているそうです。 (もちろん、日本ではCarent Systemをお勧めしました♡) 7時半。 昨日ミッシェルが知り合った船のおじさんと交渉して、1人7,000チャット(700円)で1日チャーターできることに。 サクッと乗り込んで、寒い風の中、出発!! 最初のポイントに向かう途中も、すごくいい景色! 水の上に家が建っている風景もリアルで見るとなんだか不思議です。 そんな中、小エビを釣る漁師さんと遭遇。 そして私に食べてみてもいいよ、と獲れたてのエビを手渡してくれました。 「ジャパニーズは何でも生のまま食べれるんだろう?」とエリック。 いやいや、ちゃんと選んで食べてますから!!(゚ロ゚) さて、そんなこんなで9時。 まず目指したのは、どこかの村の朝市です! ・・・ついて行っただけなので、場所も名前も何もわからないんですよね私(´υ`) でも、小高い丘の上に綺麗なパゴダがある、素敵な朝市でした。 この辺の民芸品は木工・石細工・螺鈿細工といろいろあるようですが。 大学での研究テーマだったこともあって、螺鈿細工はいつも気になってます。 スプーン1つ200円、たぶん日本なら10倍の値段でしょう!! それにしても、なんでミャンマーの仏さまは電飾されているんでしょうか? 存在自体、輝きを放っているんだから、光らせる必要なんてないんじゃないかなぁ。 黒糖蒸しパン10円と揚げ物10円をつまみ食いをしてお腹いっぱい! というわけで次、織物工房に向かいます。 訪れた織物工房、実はただ者ではなく、蓮の茎を繊維にして織り上げている工房。 蓮の茎を繊維にするなんて聞いたことない!!(゚ロ゚) でも確かに、茎からビヨーンと伸びる繊維を結って糸にして、蓮の花(淡緑・ベージュ・淡紫?の3色)やマンゴーの木(濃茶1色)などの自然素材を使って染色し、素敵な織物に作り上げていました。 手触りは紬みたいなザラザラした感じですが、使い込むとサラサラになるんだとか。 コットンはもちろん、シルクよりも6倍くらい値段が高くて驚きました( ̄▽ ̄;)! ☆参考HP → 蓮の糸|株式会社和光舎 もういっちょ驚いたのは、ここの製品のほぼ全てが日本へ輸出されるとのこと。 なんでも、重鎮のおばあちゃんが日本の織物教室の先生だったりしたツテなんだとか。 若い頃の着物を着た写真を見せてもらいましたが...カラー写真。 ん、これは本人かな?w はい、次! ミッシェルの的確な指示で次に向かうは、陶器工房! どこの国にも陶器はありますが、ここのは厚みが薄くて色合いが素敵でした。 村全体で陶器を作っているようで、どこの家の前も壺だらけ。 そしてここでも制作体験をさせてもらいましたが、うまくいかず。 奥深いね、陶器!! 次、鍛冶工房! トントンカンカン昔ながらの方法で、刃物を作っています。 謎の動物の形をした、謎の刃物がありました...やはりミャンマー人のセンスは無限大。 観光客用レストランで漁師カレーを食べたら、観光の続き。 アクセサリーや置物をつくる、銀工房です!! これも割と色んな国で見たからなぁ、でも繊細な作業、好きです。 ちなみに私の知る限り、銀製品はメキシコ:タスコが最安値。 →過去記事 まだまだいくよー、タバコ工房! ミャンマーでは紙の代わりに葉っぱ、フィルターの代わりにトウモロコシを使うみたいです。 色んな自然派フレーバーがありました。 一緒にいた中国人の女の子はタバコを持つのも吸うのも初体験、まずかったみたい。 私もトライしたかどうかは...闇の中♡ そして大好きな大道具を扱う、造船工房! オーク素材の完全手作りボートを作っており、1隻30万円ほど。 高いのか安いのかわからないなー。 でも、製材も手作業なので、超巨大なノコギリを使って木材を縦に半分にする様子は圧巻でした! まだまだ日は沈まない、お次は傘工房! この間、タイのチェンマイでも見たばかりですが、こちらの傘はペイントのみならず、紙すきの紙を使用。 繊細かつナチュラルな風合いで、センスがいいです。 実用性はないだろうけど、こういうの欲しいなぁ! そして最後は、ネコ修道院!(正式名称ではないです) 猫がジャンプして輪をくぐることで有名になった修道院ですが... もうかれこれ2年、猫ちゃんはジャンプしてないそうです(´υ`) 普通に座っている猫ちゃんを見てエリックが一言。 「怠惰な猫だな。」 あっという間に17時、そろそろ帰途につきます。 帰り道もいろいろと、インレー湖ならではを見ましたよ! 名物その1:水上栽培。 インレー湖では、湖の上に浮いた土を利用して器用に作物を育てています。 水耕栽培(養分を溶かした水)とはちょっと違うのかな? トマトやウリなど、種類も豊富! 名物その2:片足漕ぎ。 インレー湖ではなぜか漁師さんが片足でボートを漕いでいます。 めっちゃ素晴らしいバランス力。 そしてカメラを向けると”パフォーマンス”してくれます。 *************************************************** ・・・と、こんな感じで、11時間で10カ所を巡るボートな1日が終了。 こんなにもたくさんの工房を! モノづくりの様子を! 見れると思ってもみなかったので、本当に楽しかったです。 エリックとミッシェルに感謝〜(*’-‘*) 今日行った以外にも、インレー湖はモノづくりで溢れています。 訪れる予定のある方はぜひ、工房巡りな1日を♡ 【ミャンマー:ニャウンシュエ情報 2015/2/10】 天気:晴れ 気温:23℃くらい 服装:朝はダウン、昼はパーカー +α:ちなみに工房見学はすべて無料です(チップボックスはあるよ)。お茶まで出してもてなしてくれるので、どこで儲けを出しているのか考えていたのですが...そういえばこの町に着いた際に「外国人観光客用インレー湖入場券10ドル」を払っていました。そうか、これで潤っているんだね、と納得。いい仕組みだ。 投稿ナビゲーション インレー湖の麓ニャウンシュエミャンマーのwifi状況、とその考察 コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 Δ