シャン族村々トレッキング♪ ティーボーの朝、心地いい♪ ・・・けどめっちゃ寒いです( T_T) 2月初旬のミャンマーは冬の終わりの時期。 昼間は暑いのに、朝晩はヒートテック必須なくらい寒いです。 ヤンゴンより北の地域に行く方、お気をつけてー!! *************************************************** さて、特に何があるわけでもないティーボーですが... ここの名物っぽいもののひとつに、シャン族の村々をめぐるトレッキングがあります。 というわけで本日はトレッキング♪ 昨日の電車で仲良くなったイギリス人のジェームズ、ドイツ人のナンシー、イタリア人夫婦と共に、Mr.Charlesゲストハウスの1dayツアーに参加しました! 1人10,400チャット(1040円)、英語ガイド・昼ごはん付きです。 (ツアーの価格が52ドルで、人数に応じて割るみたい) 朝8時半。 私だけはイーシンゲストハウスに泊まっていたので、Mr.Charlesまで散歩です。 ちなみにこの時期のティーボーは、安い部屋に泊まりたければ予約必須だそう。 (私はたまたま飛び込みで10ドルのお部屋が取れたので良かったけどね) で、お散歩の流れでツアー開始。 まずはこの地域で最もよく食べられている米麺の製麺工場に向かいます。 麺を切ったり、干したり、大変(楽し)そうな作業です(´υ`) 干してあるのを味見したけど、味、なかったです。 そのあとは農村を散歩。 この辺は中華系の人も多く住んでいるので所々に漢字がありますが、シャン族の村のひとつなんだとか。 ちなみにシャン族はミャンマー人でも中国人でもない、”シャン族”なのだそう、知らなかった。 言葉も”シャン語”なるものがあって、「こんにちは=マイシャンカー」です。 この時期、お米の収穫はひと段落しており、スイカの栽培が盛んでした。 他にも、トマトや大豆、マスタードやトウモロコシなど、いろいろな畑がありますが... もうね、とにかく平和な雰囲気そのものなんです(´υ`) 日本の田舎の風景とちょっと似てますが、もっと原始的かも。 竹カゴ編んだり、川で洗濯したり、その辺に牛がいたり、電柱が木製だったり。 私の中では、子どもが頑張って英語で話しかけてきた姿が印象的でした。 ついでに、ガイドさんにミャンマーの教育のことを尋ねました。 (現地情報を知るためにツアーに入ったので!元教員のガイドさんの主観です) ・小学校(First school)は6〜10才程度の子どもが通う ・ミャンマー語、算数、理科、英語が必須で、上のクラスになると歴史(社会?)が加わる ・たぶん午前授業のみ ・小学校通学は義務ではないが、料金が低いのでほとんどの子が通える ・中学校(Second school)は10才程度以上の子どもが通う ・上記5科目に加え、午後の授業(アクティビティ?)は農業、音楽、美術の3科目から選択可能 ・料金は高くなるので小学校の半数くらいの通学率 ・高校はほとんどの子が通えない(仕事の手伝い、金銭的事情等) ・大学なんてなおさら通えない、ヤンゴンやマンダレーなど大きな都市にしかない この間、カンボジアで聞いたときにも驚いたのですが... 世界には高等教育(音楽や図工、体育や保健など)そのものがない国がたくさんあります。 私は当たり前のようにあったので、なんだかやっぱりショックです。 でも。 なるほど、エイズや避妊、衛生面などの持っているべき知識がないわけだ、と思う反面で... 芸術面に関しては自由に表現する人もたくさんいるように感じます。 音楽になってない音楽でも楽しそう、とかね! ちょっと前、ウクライナの首相がヒッチハイカーを車に乗せてあげた話題がありましたが、 彼の「幸せの観点」についてのスピーチ、ぜひ聞いてみてくださいね。 考えさせられますよ!! ↑ ジェームズに向かって「My name is…」と話しかける男の子、立派!! さて、話は戻って、ツアーのこと。 丘を登りながら歩いていたら、いきなり僧院が現れました。 赤や橙の布をまとったお坊さんたちが修行をする場所とのこと。 事務所とも言ってたけどね、どっちなんだろ(´υ`)笑 パゴダ(仏塔)も素敵でしたが、それよりも巨大な地球儀のオブジェに驚きました。 ニュージーランドがなかったり、SORTH AMERICA(正しいのはSOUTH)だったり、なんか面白い地球儀。 これ、意図して面白くしたんじゃないんだろうから素敵さ倍増ですね(´∀`;) お昼ごはんはスープ米麺。 割り箸の中国語「放心使用」の意味が気になります。笑 そしてもういっちょ、ジェームズにミャンマー名物「食べるお茶」を買ってもらいました。 みんなはまずいって言っていたけど、私的には全然いけてます! 油まみれの柴漬けの葉っぱ部分、みたいな? 10円なので買ってトライしてみてね!! そしてエンジン付きボートに乗って1時間遊覧。 見える景色すべてが、TVで見るような未知の景色で、なんだかワクワクしました。 川で体を洗ったり、牛を洗ったりって、”普通”の景色だっけ・・・? とにかくまたひとつ、世界が広がった感じがします(´υ`) 最後に向かったのは、”本物”のシャン族の村。 ”本物”の意味はよくわかりませんが、線路沿いにある100人くらいの小さな村だそうです。 路地の感じとか、床下で竹椅子編んでる姿とか... もうね、あらゆる部分がのどか〜(´υ`) ちなみにミャンマー全土で見ることができますが、この村のほとんどの家の壁は竹を編んだもの。 2年に1度交換するとのことです。 でも最近はコンクリート(レンガ+モルタル)のお家も流行っているんだとか。 そしてなにより驚いたこと、この村のほとんどの家にソーラーパネルが設置されていること! なんてエコな生活!! どこから設置費用が生まれてくるのかわかりませんが、生活最低限の電気はこれで得られるとのことです。 いや〜今日も充実した1日だった(´υ`) 宿に帰って寝よう...と思ったのですが、いい部屋が空いておらず。 ツアー後1時間で、そそくさと次の町に移動です。 12時間バス移動なんてへっちゃらだもんねー(といいつつ内心まじきつい) 【ミャンマー:ティーボー情報 2015/2/8】 天気:晴れ 気温:25℃くらい 服装:タイパン+パーカー +α:ティーボーを旅する旅人さんへ。イーシンゲストハウスから道沿いに、南へ徒歩5分弱、めっちゃいい感じのパン屋さんがあります。味はいろいろ、出来立てで美味しいのに、1個10円。こんなに美味しい(たぶん)カボチャ餡パン、初めて食べた!!! 投稿ナビゲーション 世界で2番目に高い橋を渡る列車インレー湖の麓ニャウンシュエ コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 Δ