ここはどこの国? in テッサロニキ 今日もまた、足を挫きました。 たぶんテンションが上がって下を向かないから段差でつまづくんだろうなぁ(´-ェ-`) でも毎回左足だし、毎回新しい国に来て1時間後くらいだし、きっとこれは何かに憑かれていると推測しています。 インドで診てもらおう、うんうん。 *************************************************** さて、そんなこんなでやって来たのは、テッサロニキ(Thessalonikē)という町。 古代マケドニアの首都でしたが、今はギリシャ北部の港湾都市で、サロニカ(Salonika)とも呼ばれています。 せっかくのギリシャ、アテネだけじゃもったいない! というわけで、バスのトランジット時間で観光してみましたー(‘∀`) まずは、バス情報。 ソフィア→テッサロニキの昼行便バス、6時間、セール価格で38Lv(2850円)。 詳しくは、2日前に書いた記事中の気になる行き先2の方を参照してください! でね。 利用したのはTourist Serviceという会社なのですが、ソフィア→テッサロニキ間の移動であれば超絶おすすめします。 日本を含め、今まで旅した中で長距離バスのレベルが高いのは断然南米です。 ご飯は出るし、シートはふかふかだし、バスターミナルもわかりやすいし、値段もそこそこ。 乗客の顔を事前に撮影したり、手荷物検査があったりと、セキュリティ面もなかなか。 アルゼンチンやチリのバスが評判ですが、私的にはペルーのCruz del Sur社がベストかな! 逆に、レベルが低いのは西ヨーロッパ。 アプリやHPから購入でき、値段が安いので文句は言えませんが、シートは倒れないし、時間に遅れるし、いい思い出がないです。 っていうか、お金のない人が使うので雰囲気がイマイチ。 旅行者利用率の高いEUROLINES社とか、大嫌い(´-ェ-`) そして現在地、東ヨーロッパでは、そもそも列車の値段が破格なので、バスを使うメリットがわからなくて使っていませんでした。 (今考えると、荷物を盗まれにくいとか、ストが少ないとか、バスの方が利点は多いんだけどね。) でも、ソフィアから列車に乗ると22時着、新しい街に夜到着するのだけは本当に嫌。 今回はしぶしぶバスを選んだのです。 ・・・で、バスを選択した結果、大正解!! Tourist Service社のバスはクオリティが高かった!! 1人1台テレビついてるし、水・ジュース・パン・クラッカーの軽食付きだし、時間に正確だし、荷物タグもちゃんとつけてくれるし、運転手さんやカウンターのお姉さんが優しい!! 指定席はあってないようなものだけど、12月26日のクリスマス明け金曜日でもなかなか空いていて快適でした♪ ↑ 思わぬごはんゲット♡ ↑ ソフィアで30cmくらいあるチーズパン75円も食べたけどね♡ ↑ 窓からは頂上が白い山々が見えたり、のどかな風景が見れたり 14時すぎ、無事に到着!! ちょこちょこ眠りながら、いい景色にうっとりしながら来たんだけど... ここはどこ(゚ロ゚)? テッサロニキ(ギリシャ)のはずなのに、マケドニアバスターミナルと書いてあります。 普段ならターミナル周辺に街や駅があるんだけど、体育館の中に降ろされた感じです。 ↑ テッサロニキの文字、なーし(^・ェ・)ノ ↑ むしろマケドニアって書いてあーる(^・ェ・)ノ~* マケドニアって書いてありましたが、ここはテッサロニキ。 行き着く場所は正解でした。 しかし、テッサロニキは街の中心まで市営バスで15分ほどかかります。 キリル文字読めなくてそれだけでも大変なのに。 バス1回乗車券、1.1ユーロ。 ・・・そう、お気づきでしょうか。 ギリシャの公用通貨はユーロ。 円安の今! お財布に響くやつ(T△T)!! なるべくなら移動費にお金をかけたくなかった...っ!!!! ま、しょうがないです(´υ`) バスの中で切符を買って、穴あけパンチに通します。 お釣りは出ないので、ぴったり払ってくださいね! *************************************************** ターミナルから街の中心に行く31番のバスに乗車。 バスの中で仲良くなった20歳の若い子に「おすすめ観光スポットなんてない」と言われましたが、苦肉の策の名所を教えてもらったので、その通りに見学してみました(´υ`) まずはホワイトタワー! どの辺がホワイトなのー!? ↑ 歴史的にもそんなに古くないらしい お次はなんかのEXPO! クリスマス期間中の遊園地みたいなところかな。 ↑ よくわからないけど盛り上がってたなぁ そしてベイサイド!(←観光スポット?) ここからはみんなの憧れエーゲ海が見渡せます。海って大きいね。 ↑ おじちゃんの釣り姿が絵になるなぁ ↑ でもすごい観光客だらけだけどね 街中にはアリストテレスやらアレキサンドラやら、よくわからないけど歴史上のすごい人の像がたくさん。 そしてやっぱりギリシャっぽく、ところどころ遺跡もあったりします。 街並みは港町っぽい雰囲気で、イタリアのナポリと似てます。 野良猫や野良犬が増えた気はするけど、洋服を着た飼い犬のチワワも見かけたので、いろんな意味で安全な都市なんだろうなここは。 そしてブルガリアでは感じられなかったクリスマスの雰囲気、ギリシャでは感じられました。 昨日で終わりだったんだろうけどね、そんなすぐ終わりにはできないらしいです。 今年のサンタさん、売れ残ってました。笑 日が暮れ始めたので観光3時間、おしまーい!!! 案外充実してました、よかったよかった。 *************************************************** そして以降長い余談なんですが、日記公開日は大晦日だし、自分用メモ。 昨日まで「旅に疲れたー」とか言っていたんですけどね。 実は、旅よりも仕事がしたいし、家で日本酒飲みたいし、日本語話したいし、ホームシックではなくて旅がめんどくさくなっていたんです。 明日はどこに行こう? どの宿に泊まろう? バスと電車、どっちが安い? この道は通っても安全? この地の名物はなに? どんな歴史をたどってきたんだろう? ありがとうってなんて言うんだろう? 日々、調べたいことがたくさんだし、管理しなきゃいけないことがたくさん。 お金が減るストレスもあるし、いろんな意味で一寸先は闇。 さらに悪いことに、旅を続けていると旅自体が日常になってきてしまって、見るものすべてに感動しないどころか、「いつでも行けるしー」と思えてしまって見に行かなくなったりするんですね。 もう、旅、面倒だなって。 で、日本での日常に憧れるんです。 選ばなければいくらでもある仕事、思ったことを伝えられる言葉、安心して朝を迎えられる場所、それらすべてがある日本。 「なんて平和で楽な生活なんだろう」って。 そんなこんなで”今日も面倒だなぁ”と思ったまま朝、バスに乗車。 モヤモヤ気持ち悪かったので、この原因はなにか考えてみることにしました。 原因1:得意技「ないものねだり」発病 原因2:とてつもなく「受動的」な生活 日本にいた時は、”普通の生活”がつまらなく思えていて、キラキラ憧れていた旅。 旅中の最近は、日々生きるためにやることが多すぎて大変で、”普通の生活”があって羨ましく思える日本。 ・・・うーん、結局、ないものねだりしているだけだったみたい。 そして、「受動的」な生活についてですが、旅でも自ら探さないと発見はないってことを知りました。 ネットサーフして、コーヒー飲んで、お風呂はいって、ボケーと散歩するだけだと、発見はないのでつまらない。 面倒でもちょっと調べて、あっちに行ってみたりこっちに行ってみたり、食べたり話したり触ったりしてみると、発見があって面白い! 待ってるだけじゃ、面白くないんですよね。 つまりね。 日本でも旅でも、全て人や環境のせいにして、生活がつまらないだとか面倒だとか言っていたんですけどね。 結局は自分の気の持ちようで、どこにいたって生活は、毎日は、面白くなるんだと、ちゃんと気付いたんです。 旅に出て、自分の人生の航路は自分で舵を切る必要があることはよくわかってきたつもり。 でもそれはキャリアの話だけじゃなくて。 自分の人生の楽しさも自分で舵を切る必要があるんだと深く思い知った今日なのでした。 隣の芝は青くなくなってきたけど、まだまだ未熟だね、自分。 2015年、がんばろ。 みなさま、よいお年を♡ 【ギリシャ:テッサロニキ情報 2014/12/26】 天気:はれ 気温:13℃、エーゲ海あったかい! 服装:ダウン、でもマフラーなし!! +α:4月から始めた日記、ひとまずは年末まで続けられて良かった!読者さんも徐々に増えてきて、毎日投稿の糧になっています。どうもありがとうございました、来年もよろしくお願いします(*’-‘*) 投稿ナビゲーション ☆Merry Christmas☆民主主義の生まれた地 コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 Δ